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東急不動産　ファンド運用会社を設立

2007.07.16 14:13

　東急不動産が今年２月に設立した不動産ファンド運用会社「東急不動産キャピタル・マネジメント」（前原仁司代表取締役社長・東京都渋谷区）が、７月１日より業務を開始した。
　同社は、東急不動産が手掛けてきた不動産ファンド事業のノウハウを継承し、投資家のニーズに即応できる態勢を整えた。また、不動産投資ファンド事業が金融商品取引法の規制対象となることから、利益相反対策などを明確にしたより高次元なコンプライアンス・リスク管理態勢を構築する。
　現在、高品質の賃貸マンションを投資対象とした「コンフォリア・レジデンシャル・ファンド」と、商業施設を投資対象とした国内機関投資家向けの「アルカディア・プライム・リテール・ファンド」を運用しており、今後は、明確な特徴のあるファンドを組成し、新しい投資商品を生み出すためのプラットホームを形成していく。ブティック・スタイルの運用で、ブランドの確立を目指す。