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<新事業戦略>ストレージプラス 法人利用に最適なレタルスペース出店 立地と付加価値で差別化図る
2007.08.06 14:37
三井物産グループのレンタル収納スペース事業者であるストレージプラス(東京都港区)は7月30日、千代田区平河町にレンタル収納店舗「ストレージプラス半蔵門」をオープンさせた。
東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩2分と至近の場所に立地する同店は、テナントビルの2階部分のワンフロアを借り切る形で出店している。
部屋数は全56室。利用料金は広さに応じて複数のタイプが用意されており、税込みで月額9900円からに設定されている。
同社の出店は麻布店に続いて2店目。今回は入口ドアの自動開閉や、個々のレンタルスペースごとに機械警備を採用するなど、1号店にはないいくつかの新たな試みが行われている。
同社取締役の鈴木芳崇氏は「法人客の多い半蔵門店では、特にセキュリティを強化しました。ピッキングに強いディンプルキーを採用したほか、業界でも他に類を見ない個室警備を採用し、入口に加えて個々のスペースごとに、こじ開け対策を施しています。また、スペース内に設置している棚も、大量の書類束を保管するユーザーを想定し、特注の頑丈なタイプを採用しています」と語る。