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NEDO BEMS導入促進事業の公募実施 導入に要した費用に対し最大1億円の補助金発行
2007.08.06 14:34
独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)は、平成19年度の住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の2次公募を7月10日から行っている。
これは、ビルで使用している空調や照明等のさまざまな機器を効率的に運用し、省エネおよびCO2の排出量削減を実現するためのビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)の導入を支援する事業だ。
BEMSにはエネルギー使用状態の中央監視や制御のための機器導入が欠かせないが、これに必要なコストの一部を補助するのがこの事業の内容である。補助金の上限はBEMS導入にかかったコストの3分の1までで、最大1億円までの補助金が受けられる。今年度は3月からの1次公募が5月で終了しており、今回の2次公募が8月20日までとなっている。
エネルギー対策推進部住宅・建築物グループの佐々木伯主査は「公募の概要や過去の採択事業などはNEDOのホームページで確認できます。BEMSの導入を検討されている方は参考にしていただくと概要が理解しやすいでしょう」と話す。