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三鬼商事 オフィス拡張意欲の高さから品薄感強い
2007.08.20 11:56
三鬼商事(東京都中央区)は、7月末時点でのオフィスビル最新市況を調査・分析したレポートを発表した。
東京都心5区では、平均空室率2・8%と前月比0・07ポイント縮小し、千代田区を除くエリアで成約・入居が進み、1カ月間で空室が4200坪減少した。年内竣工の大型ビルの募集状況は順調で、今後も都心部のオフィスビル市場は品薄感が強いと分析する。
大阪ビジネス地区では平均空室率4・45%と、前月比0・21ポイントの縮小。船場地区を除くエリアで成約・入居が進み、1カ月で募集面積が約4000坪減少した。オフィス拡張を検討中の企業が多く、引き合いが強いという。