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リプラス 北京市でも大型サービスオフィス開業 新宿・恵比寿での開発計画概要を発表
2007.08.27 10:59
リプラス(東京都港区)は、新築プロジェクト「n-SG1」とコンバージョンプロジェクト「c-EB1」の概要を発表した。
「n-SG1」は新宿区新宿一丁目において、平成20年5月の竣工を目指し進められている、地上8階建て、延床面積654・0㎡の規模の複合ビル開発である。1階から5階までを、同社が企画運営するサービス機能付スモールオフィス「ホフ・クリエイト」とし、6階から8階までを、同じく同社が運営するレジデンス「ホフ・リラックス」とする。
「c-EB1」は渋谷区恵比寿二丁目において、平成20年4月の竣工を目指し開発中の複合施設だ。以前は音楽事務所であった物件を、地上4階地下1階建て、延床面積844・72㎡の規模で建て替え、同じく「ホフ・クリエイト」「ホフ・リラックス」を展開する。入居者全員にレンタサイクルや情報交換用掲示板などのサービスを提供する。
前者のオフィスにはカードキーによる入室システムや有人受付を導入し、利用料金を1〜3名用個室で1名あたり5万円台と想定している。後者のオフィスには共有ラウンジ・会議室やリラクゼーションエリアを設置し、利用料金は1名用ブース席、1〜4名用個室で1名あたり5万円台、バーチャル登録料金は3万円台を想定している。また今年10月中旬には、オフィスジェネラル社(本社アメリカ)と業務提携し、中国北京市の複合施設「チャイナセントラルプレイス」のオフィス棟9階において、延床面積2265㎡の規模でサービスオフィスをオープンする。
同オフィス棟は、リプラスの子会社・リプラス・チャイナ・アセットマネジメントが開発を手掛け、今年1月に竣工したものだ。