週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
パナホーム 医療+賃料の安定収入実績活かした10プラン 医療法人向け高齢者専用賃貸住宅
2007.08.27 10:52
パナホーム(大阪府豊中市)は、医療・介護サービスを備えた多機能型高齢者専用賃貸住宅「ケアビレッジ・リビング」の販売を開始した。
主に医療法人が経営者となり、医療をはじめとする各種介護サービスを居住者に提供することにより、見守り機能や緊急対応機能を一層強化させるものだ。入居者にはサービスや快適な居住性を、経営者には医療と介護、賃貸住宅の安定収益を確保する。
高齢者専用賃貸住宅では、一定の居住水準(各戸面積が25㎡以上であることなど)を満たせば有料老人ホームの定義から除外されるため、行政の規制に囚われず事業を行うことができる。
同社の医療・介護建築事業の実績を活かした10タイプの基本パッケージプランを備えており、標準本体価格は3・3㎡あたり65万円台より(税込)。初年度50棟の売上げを目標としている。