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三井不動産販売 不動産と金融双方にまたがる総合コンサル提供 金融の最先端組織と業務提携

2007.09.10 17:28

 三井不動産販売(東京都新宿区)と三井住友銀行(東京都千代田区)は、「顧客紹介およびサービス提供」に関する契約を締結した。
 この業務提携は、三井不動産販売が展開している「三井のリアルプラン」の会員組織「ClassR」のサービスの一環として、金融資産に関する相談ニーズを持つ会員の要望に応じ、同社が三井住友銀行を紹介するもの。三井住友銀行は、高い専門知識を有するプライベートバンカーによる金融コンサルティング・サービスを提供、会員一人ひとりの金融ニーズに対し、的確かつ総合的に応えていく。
 キャッシュと不動産とで構築されている、富裕層の資産に総合的なコンサルティングを行なうためには、金融の高度な専門知識が必要となる。
 「これまでにも、『三井のリアルプラン』の顧客の中で、資産の組み換えを行いたいというご相談がありましたが、当社単体で、不動産と金融双方の領域にまたがり、総合的かつ具体的なコンサルティングを行うには難しい状況にありました。そこで、資産計画を総合的に提案するために、金融の中で最先端の立場にある三井住友銀行と業務提携を締結し、顧客の資産背景や家族構成、資産・資金運用ニーズに応じた総合的なオーダーメードのコンサルティングを提供することを可能としました」(安村氏)
 不動産と金融の融合は、不動産を安心できる金融商品とするため、建物の価値と権利関係に関してデューデリジェンスの徹底化をもたらし、また不動産運用の選択肢が拡がり、適正な資産運用に際しては金融・不動産双方の領域で高度な専門知識が要求されるようになった。
 ブレーンが一定の銀行である富裕層に対してのセカンドオピニオン、現在増加している新富裕層と呼ばれる人たちの適切なポートフォリオ構築、また団塊の世代が次世代へと資産を引き継ぐ際のコンサルティング等、同社は長期的な関係の中で富裕層・資産家の多岐にわたる専門的ニーズに応えるサービスの提供に努めるとしている。

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