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日本たばこ産業 分煙事例・アイデア集コンペの受賞作発表 新宿センタービルの大成建設喫煙室など
2007.09.10 17:23
日本たばこ産業(東京都港区)は、「SMOKER‘SSTYLECOMPETITION2007」の受賞者を決定し、表彰式を開催した。
同大会は「分煙」の作品例とアイデアを募集するもの。800点超の応募作の中から、それぞれ受賞作が選ばれた。2度目の開催となる今回、アイデア部門は具現化を前提として募集され、最優秀作品は、表彰式の会場となったカフェにて実際の施工が決定している。作品例の最優秀賞は「いわき市競輪場」(三塩達也氏、讃井章氏)。優秀賞には「新宿センタービル・18階大成建設喫煙室」(同社設計本部・久保勝彦氏、林友斉氏)が選ばれ、審査員長の古谷氏に「煙を分けるメカニズムが一見分からないのが特徴。窓により快適な環境を演出している」と評された。アイデア部門の最優秀賞は大塚裕紀氏の作品に決定した。
冒頭、同社代表取締役副社長の熊倉一郎氏は「応募作にはいずれも苦労と工夫が見られました。ギスギスした雰囲気ではなく、喫煙者と禁煙者とが共存していける社会を目指しております」と述べた。