週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.09.10 17:18

■JLL、ティファニー銀座本店ビルの売却を支援
 ジョーンズラングラサール(本社アメリカ、日本法人本社東京都千代田区)は、9月3日より、北海道支社(札幌市中央区)の営業を開始した。国内支社は大阪市に続き2社目。また管理を請け負っていた「ティファニー銀座本店ビル」(東京都中央区)の売却の際、ティファニー(本社アメリカ)の専任不動産アドバイザーとして支援を行ったと発表した。絶対条件であったセールアンドリースバックの取引が成立したことに関し「喜ばしい」と述べている。

■三井不動産、連結子会社を解散
 三井不動産(東京都千代田区)は、連結子会社のエム・エフ・ゴルフとエム・エフ・クリエイトを解散した。前者は営業終了に伴うもの、後者はテナント営業を本社に一本化するもの。

■サンケイビル、格付取得
 サンケイビル(東京都千代田区)は、格付投資情報センターより、発行体格付け、発行登録債予備対象の格付「A-」を取得した。

■金融庁、投資信託委託業者3社を認可
 金融庁は9月3日、ジェイ・レップ・リート・マネジメント(東京都千代田区)、AIGリアルエステート・マネジメント(東京都千代田区)、エイブル・インベストメント・アドバイザーズ(東京都港区)に対し、投資信託および投資法人に関する法律第6条の規定に基づき認可をした。

■JSRのスポンサーが変更
 ジャパン・シングルレジデンス投資法人(東京都港区)のスポンサーであるインボイス(東京都港区)は、子会社インボイスRMの保有全株式をドーガン・アドバイザーズ(福岡市中央区)に譲渡する。インボイスRMはJSRの資産運用会社の筆頭株主(50%)であるため、実質的なスポンサー変更となる。ドーガン・アドバイザーズは企業支援を行うファンド組成会社。

■大東建託、コールセンター開設
 大東建託(東京都港区)の子会社である大東建物管理は、8月31日、自社管理物件の入居者に緊急対応する「大東お客様センター」を開設した。外部委託から自社グループ内での対応に切り替えることで、管理サービス向上を目指す。

■サンウッド、永田町の土地を森ビルに売却
 サンウッド(東京都港区)は、千代田区永田町二丁目の土地922㎡を、グループ会社の森ビル(東京都港区)に売却した。同社と東京建物(東京都中央区)が、スルガコーポレーション(横浜市神奈川区)より取得した土地に分譲タワーマンション開発「永田町プロジェクト」を予定していたが、トラブルを受けて中断しており、今回解決したため譲渡するものだ。

■スターツコーポレーション、ツムラビル取得
 スターツコーポレーション(東京都中央区)は「ツムラビル」の取得を決定した。売主はスルガコーポレーションで、価格は未定。同物件は東京都中央区に立地しており、地上8階地下2階建て、延床面積4703.25㎡の規模だ。同社は平成17年に江戸川区から中央区へグループ本部機能を移転しており、今後は分散している各事務所を集積し、業務の効率化を図るとしている。

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