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三菱地所 マンションギャラリーを15日にオープン マンション建替円滑化法を活用した2件目の建替事業
2007.09.17 17:14
三菱地所(東京都千代田区)は中野区弥生町で「マンションの建て替えの円滑化等に関する法律」に基づき建設中の「パークハウス中野広町」のマンションギャラリーを15日にオープンした。
同物件は既存建物である「広町建物」の老朽化に伴い、広町住宅マンション建替組合が同社およびシティコンサルタンツとともに建替えを進めており、平成20年10月に「パークハウス中野広町」として生まれ変わる。
この物件は、「パークハウス赤坂氷川」に続き、マンション建替えの円滑化等に関する法律に基づく2件目の建替え事業である。
パークハウス中野広町は、東京メトロ丸の内線「方南町」駅から徒歩5分に立地し、新宿まで約3㎞圏内と、都心部へのアクセスに優れた立地にありながら、幹線道路から奥まった閑静な住宅地に建設される。
最寄り駅の「方南町」駅周辺には多様な店舗をはじめ、金融機関や郵便局、医療施設などが集積し、高い生活利便性を備えている。建物計画は、静ひつ感のあるエントランスホールや、居住者同士の交流を深めるコミュニティスペースを用意、さらにエントランスにスロープや車椅子用の昇降機を設置するなど、バリアフリーに配慮した設計となっている。同社では今年4月に「建替事業推進室」を新設し、これまでのマンション分譲や土地有効活用のノウハウを活かし、今後更にマンションの建替事業に積極的に取り組むという。