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【地方都市 開発動向】総曲輪通り南地区市街地再開発組合 富山県最大規模の商業施設が総曲輪にオープン
2007.10.01 17:46
富山県の総曲輪通り南地区市街地再開発組合は9月21日、総曲輪通り南地区再開発ビル「総曲輪フェリオ」をオープンした。同ビルは、富山市の商業中心エリアである総曲輪三丁目の交差点角地に立地しており、延床面積約4万4200㎡、地上7階 地下1階塔屋2階建ての規模だ。総事業費は123億5000万円である
。
売り場面積は約3万1500㎡で、キーテナントとして地元の百貨店・大和富山店が、7階全フロアには紀伊国屋書店が県内初出店。その他計28のテナントが入居している。
同事業は、同エリアの空洞化に対応するため、平成4年に準備組合を設立したことに始まる。今年2月には、国より中心市街地活性化基本計画の第一号認定を受けた。年間30億円の売上げを目標としている。