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日本土地建物 CRE戦略支援による物件竣工 博多区に販売店舗オープン 対ヤナセ7件目の開発事業
2007.10.15 17:53
日本土地建物(東京都千代田区)は、10月5日、福岡市博多区において「日土地板付ビル」を竣工した。テナントとしてヤナセ(東京都港区)が入居し「ヤナセ板付支店/メルセデス・ベンツ板付」として営業する。
同ビル開発は、同社のCRE戦略支援に基づく事業である。アドバイザリー契約を締結しているヤナセからは、平成15年に同社が開発した「Audi堺」開業事業より不動産関連業務を委託されており、今回の店舗開発が7件目の事業となる。
物件は敷地面積3302・23㎡、延床面積2060・79㎡、鉄骨造地上2階建ての規模で、国道24号線に面している。テナントとなるヤナセとは、20年の定期借家契約を締結している。
周囲は自動車の販売所が多く建ち並ぶエリア。ヤナセの既存店舗も多いことから、適切な物件を買い取り建て替えたものだ。
同社はCRE戦略支援事業として、相手企業のニーズに合わせた契約形態を取り、スクラップド&ビルドによる事業最適化や遊休地の有効利用などを行っている。