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協和エクシオ アスベスト管理サービスを開始 既設物件の潜在リスクを診断工事中・完了後の評価も実施
2007.10.15 17:44
協和エクシオ(東京都渋谷区)は、環境エンジニアリングソリューションの新たな事業として「アスベストリスク管理コンサルティングサービス」の提供を開始した。
対象となるのはオフィスビル、店舗、工場などの所有者・経営者。アスベスト問題に関しオーストラリアで20年以上の実績を有するノエルアーノルド&アソシエイツ、環境経営のコンサルタント企業NTT-GPエコ(東京都練馬区)と提携し最先端のアスベストリスク管理モデルを導入、新グループを設立して事業を手掛ける。
サービス内容は既設物件の評価とアフターマネジメント、解体を要する物件の評価とコンサルティング、工事中の管理および完了後の評価だ。まず「企画・調査サンプリング」「分析」「カウンセリング」で構成する診断を行い、解体・除去の必要ない物件については管理計画を策定し、その後のリスクを監視する「アフターマネジメント」を実施する。解体・除去が必要な場合は、撤去工事における管理業務と工事完了後の評価を行う。
同社社員は(社)日本石綿協会認定のアスベスト診断士の資格を取得している。