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三井不動産 地上31階タワーマンションに商業も併設 大手デベロッパーが仙台で積極展開
2007.11.19 13:45
三井不動産(東京都中央区)と東京建物(東京都中央区)は、仙台市若林区で開発中の超高層分譲マンション「ミッドプレイス仙台タワー&レジデンス」の第一期販売を11月17日より開始した。
同プロジェクトはJR「仙台」駅から徒歩8分、地下鉄南北線「五橋」駅から徒歩6分の交通利便性が高い立地。三井不動産が同プロジェクトと一体的に商業施設と賃貸住宅を開発しており、隣接する商業施設にはみやぎ生協や医療施設が入居する予定となっている。
8366.53㎡の敷地内に地上31階地下1階のタワー棟と地上12階建てのレジデンス棟を建設する。延床面積は3万9529.41㎡だ。
三井不動産グループは昭和48年に仙台エリアに拠点を構えて以来、これまで累計62棟の分譲マンション販売を行ってきており、また今年10月着工の商業施設「(仮称)仙台港アウトレットパーク」やホテル・オフィス・ショールームからなる「(仮称)仙台本町プロジェクト」など、同エリアにおいて多面的に事業展開を行っている。
東京建物阿同プロジェクトが仙台エリア初となる住宅分譲事業だ。その他、今年5月に竣工した「仙台プライムビル」や青葉区中央1丁目広瀬通地区の再開発計画など、今後も同エリアにおいて積極的に住宅分譲事業や都市再生事業を展開していくとしている。
今年7月の「仙台ファーストタワー」竣工をはじめ、平和不動産や森トラストの事業進出など大手デベロッパーが同エリアに注目しており、今後は住居・事業・商業それぞれの動きが活発化する見込みだ。