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横浜市 みなとみらい21がクールシティモデル街区認定 最大2分の1の補助金交付
2007.11.26 17:17
横浜市は、環境省が実施している「クールシティ中枢街区パイロット事業」のモデル街区にみなとみらい21地区全域が認定されたことを発表した。この認定を受け、今後はみなとみらい21地区内で民間事業者が実施する屋上緑化および壁面緑化や高反射性塗装などのヒートアイランド対策事業について環境省の審査を受け、採択された場合に事業費の2分の1の補助を受けることが可能となる。
この事業はモデル街区内の民間企業および公益法人に対し、都市のCO2削減につながるヒートアイランド対策の導入事業に対し事業の補助を行うというもの。事業期間は平成19年度から平成23年度までで、すでに全国で10の街区がモデル街区に選定されている。
みなとみらい21地区全域の総面積は約186ha。
国や地方公共団体はこの補助の対象外となっているが、今後横浜市では地区内における「すずかけ舗装」の導入などを通して、さまざまなヒートアイランド現象への対策の取組みを進めていく構えである。