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TOTO ビルオーナー向けの節水診断サイト開設 減価償却期間も算出可能
2007.12.03 14:29
TOTO(福岡県北九州市)は、ホームページ上に最新の器具にリニューアルを行った際の節水効果が把握できるサイト「TOTOパブリック節水診断」を12月3日からオープンしている。
このサイトはオフィスや商業施設、病院などのパブリックスペースで使用されているトイレを最新機器にリニューアルした際の節水効果を把握できるサイト。
簡易版と詳細版の2つの診断方法が設けられており、簡易版はその名の通り簡単な入六で「節水金額」や「CO2削減量」などのおおよその節水効果を把握することができる。
一方、詳細版は器具の個数や男女別の使用人数、年間稼働日数などの具体的な項目を入力することで「節水金額」、「CO2削減量」に加えて「減価償却期間」を表示し、より詳細な節水効果を知ることができる。
便器の節水化は近年急速かつ大幅に進んでおり、20年前のビルが一般的に採用されていた便器が13リットルの水を使用していたのに対し、同社の最新便器である「ネオレスト・ハイブリッドシリーズ」では5.5リットルと半分以下の使用量に抑えている。
このような大幅な節水効果に加え、リニューアルによるテナントおよび外来客の満足度を高めるという点でも効果の高いトイレリニューアルを視覚的に確認できるようにする。