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高島二丁目地区市街地再開発組合 横浜駅東口に高さ140mの複合施設完成 延床面積は約6万㎡MM21へも動線確保
2007.12.10 17:35
11月30日、JR「横浜」駅東口の高島2丁目で開発が行われていた複合再開発ビル「ファーストプレイス横浜」が竣工した。
市街地再開発事業として平成4年に準備組合が発足、当時は防災上の課題を抱えた木造密集市街地であったが、それより約15年の歳月を経て複合再開発ビルへと姿を新たにした。
敷地面積は6516・69㎡、建築面積は4484・83㎡。地上36階地下2階建てで、延床面積は5万8169・40㎡。高さは140・3mの超高層となる。総事業費として約203億円が投じられた。
「ファーストプレイス横浜」は、1階と2階に物販、サービス、飲食を配置した商業ゾーン、2階から6階に事務所、医療施設、公益施設等を配置した業務ゾーン、7階から36階までは総戸数385戸のタワー型マンション「パークタワー横浜ステーションプレミア」などから構成されている。
また、2階部分にペデストリアンデッキを設け、JR「横浜」駅とみなとみらい21地区間のアクセス向上も図る予定だ。