週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.12.10 17:25

■東京ビル協、１０月期のビル経営動向調査発表
　東京ビルヂング協会は５７回目となるビル経営動向調査の結果を発表した。これによれば、賃料水準は都心３区の千代田、中央、港の３区で上限、下限ともに下落した一方で、渋谷区、新宿区ではともに上昇。２３区全体で見ると上限、下限ともに下落と言う結果となった。また、平均空室率は前回調査から横ばいの３．１％となっている。

■日本土地建物、AM専業会社を設立
　日本土地建物（東京都千代田区）はアセットマネジメント業務を専業で行う会社として「日土地アセットマネジメント」を設立した。金融商品取引法施行による不動産ファンド業務の拡大をにらみ、事業の中核を担うアセットマネジメント業務を手掛ける。新会社の資本金は８０００万円。代表取締役には佐藤明秀氏が就任する。

■北陸ミサワホーム、宅地の取得と譲渡を実施
　北陸ミサワホーム（石川県金沢市）は新社屋の建設に伴い使用率が低下した固定資産の売却と、新社屋近辺の土地取得を実施した。取得した土地の価額合計は１億３１１４万円。取得先は親会社である北陸総合計画（石川県金沢市）。一方譲渡資産の譲渡価額合計は１億３１８８万円となっている。

■アトリウムの格付が引き上げ
　アトリウム（東京都千代田区）は日本格付研究所による長期優先債務格付及びローン格付の見直しにより、格付が引き上げられた。変更前は長期優先債務、ローン格付ともに「BBB」だった格付が、引き上げにより双方とも「BBB＋」へと変更になる。

■山大、勝どきの集合住宅譲渡
　山大（宮城県石巻市）は資産の効率的活用のため、東京都中央区勝どきの賃貸集合住宅を譲渡した。土地面積は１３６．７９㎡で建物の面積が４３６．５８㎡。譲渡価格は２億１０００万円となっている。

■おきしん保証サービス、石垣市で住宅用地取得
　おきしん保証サービス（沖縄県那覇市）は、運営事業の一貫として展開している「沖縄移住支援」の足がかりとして、移住体験のできる戸建タイプの施設を準備するため、沖縄県石垣市で用地の取得を行った。取得価額はトータルで８１６１万９０００円。

■ミナミ保険、拠点店舗用地取得
　ミナミ保険（秋田県由利本荘市）は本社を構える由利本荘市と並ぶ２大拠点となる店舗を構えるため秋田市東通仲町に店舗用地を取得した。この新店舗は２階建てで延床面積４８９．９の物件となる予定。