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東京スター銀行 連動型住宅ローン商品を改訂 金利優遇などを盛り込みローンの利便性をアップ
2007.12.10 17:26
東京スター銀行(東京都港区)は平成15年3月から販売している預金連動型住宅ローン「スターワン住宅ローン」の商品改訂を行った。
預金連動型とは、ローン残高から普通預金の残高を差し引いた金額にしか利息がかからないという仕組みのローンで、同社では販売開始以降順調に販売成果を積み重ねてきた。
今回の改訂に伴い、従来からの預金連動型が持つ魅力は生かしつつ、機能面での改定を行うことで、金利の見直しや借入後の負担軽減機能が盛り込まれている。
改訂のポイントは大きく分けて3点。1点目は、借り換えを行う場合、所定の条件を満たしていれば、ローンの全期間においてスターワン住宅ローン基準金利より1%の金利優遇を行うというもの。2点目はさまざまなオプションの拡充。繰り上げ返済手数料や金利期間の変更手数料発生、さらには出産や進学などの急な出費によって、家計の運営が困難な場合を想定し、入院時の補償や返済休暇といったオプションを盛り込んだ「メンテナンスパック」を用意している。このパックは月額料金の異なる3種類が用意されており、金額に応じて組み込まれているオプションが異なっている。そして3点目は、変化する雇用環境に対応する形で、正規雇用ではない派遣社員や契約社員であっても利用を可能にしたもの。これにより、正社員以外はローンが組めないと言う問題を解決し、より多くの人にローンを利用できるようにしたものである。