週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.12.24 16:25

■オリックス不動産投資法人、ラウンドクロス青山を譲渡
　オリックス不動産投資法人（東京都港区）は、１２月２６日をもって「ラウンドクロス青山」（東京都港区）を譲渡することを決定した。譲渡予定価格は４５億２９００万円、譲渡先はオーリート・ツー。敷地面積が８０９．４８㎡、延床面積が４５４０．７１㎡。SRC造の地上１０階地下１階建ての店舗・オフィスビルである。当該物件は一部に現行法上適合性が確認されない点があり、今回の譲渡は現況のまま行われるため、同投資法人の資産運用会社であるオリックス・アセットマネジメント（東京都港区）が是正行為を行うに必要と想定する費用相当額を支払うこととなっている。

■「WOWOWCollege」が本格始動デザインはミダス
　WOWOWコミュニケーションズ（横浜市西区）が今年７月にオープンさせた社員教育施設「WOWOWCollege」が今秋から本格始動となった。話題となっているカフェ＆ライブラリーコーナーをはじめ、研修施設としてはぜいたくすぎるとの声も聞かれたこの施設も、企業の付加価値を高めるとの見方に変わりつつあり、上質にこだわるというコンセプトのもと、より一層上質なサービスを目指して活用されている。デザインはミダス（東京都中央区）によるもの。

■アップフロンティア、アットホーム向けウィジェット提供開始
　アップフロンティア（東京都世田谷区）は、ブログやデスクトップ上などでタレントやアーティストの画像及び音声などが楽しめるサービスを開始する。この「ウィジェット」と呼ばれる常駐アプリケーションでは、今回アットホーム（東京都大田区）のイメージキャラクターを務める相武紗季さんの画像や音声を楽しむことが可能となり、継続的にアットホームからのニュースなども提供される。

■FCレジデンシャル投資法人、アバンシェル赤坂の信託受益権譲渡を決定
　FCレジデンシャル投資法人（東京都港区）は、平成２０年１月３０日をもって「アバンシェル赤坂」の信託受益権を譲渡することを決定した。譲渡価格は４２億円、譲渡先は赤坂ホテルマネジメントである。当該物件は平成１５年１１月に竣工したホテル。敷地面積が８２６．３３㎡、延床面積が３８９８．４７㎡だ。SRC造の地上１１階地下１階建て。

■UBICとバリオセキュア・ネットワークスが法人向けセキュリティーサービスの相互販売を開始
　UBIC（東京都港区）とバリオセキュア・ネットワークス（東京都港区）は、法人向けセキュリティーサービスの相互販売に合意した。対象となるのはUBICの「デジタルフォレンジック調査サービス」及びバリオセキュアの「マネージドセキュリティーサービス」である。今回の相互販売により、ハッキングや情報持ち出し等の内外的リスクに対し、両面から情報漏えいを防止する。