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積水ハウス 合計敷地は約2万5100㎡の複合用途 御殿山で「邸宅のようなオフィス」開発

2008.01.14 11:50

 積水ハウス(大阪市北区)は、東京都品川区にて開発を予定している「(仮称)御殿山プロジェクト」について、開発コンセプトと概要を発表した。
 同開発地である「御殿山」は、都内でも勢いのある商業ビジネスゾーンのひとつJR「品川」駅、「大崎」駅の徒歩圏内に位置し、また「五反田」駅からもアクセス良好な立地である。その交通利便性の高さから、周辺地域に業務・商業など様々な施設が並び立つ。その一方で緑豊かな街並みが多く残されており、高級住宅地ならではの落ち着いた雰囲気も併せ持つエリアである。
 開発の基本コンセプトを「邸宅のようなオフィス」とし、それぞれ周辺環境への調和と街並み景観へ貢献するファサードを有する三つの開発計画で構成。
 事務所・店舗用途の「Aブロック」にはスーパースケールのワンフロアオフィスを建設する。敷地面積約1万5900㎡内に、地上9階地下1階の規模で開発を予定している。
 住宅となる「Bブロック」は、敷地面積が約3100㎡、地上3階地下2階の規模で、都市生活者にフィットするレジデンス開発を目指す。
 事務所用途である「Cブロック」では、フロア貸し・一棟貸しなど様々なニーズに対応できる、コンパクトな多機能オフィスが計画されている。敷地面積は約6100㎡で、地上11階となる予定。同開発の着工を平成21年、竣工予定を平成23年と予定している。




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