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イオンモール 福岡筑紫野市の大型SC・平成20年冬開業 専門店は180店舗を予定 環境・身体障害者へも配慮

2008.01.21 11:14

 イオンモール(千葉市美浜区)は、福岡県筑紫野市にて開発中のショッピングセンター、「(仮称)イオンモール筑紫野」の建築着工、大規模小売店舗立地邦の届出を行ったことを発表した。同時に、届出内容にもとづく建物概要と、ショッピングセンターの概要についても公表した。
 所在地は筑紫野市立明寺434番地、SC敷地面積は9万8213㎡で、地上5階建ての規模、延床面積にして約17万7291㎡となる。専門店数は約180店舗を予定しており、平成20年冬の開店を予定している。
 同SCの特徴は、全長約225mにおよぶ大空間のエンクローズドモールに、アパレル関連から雑貨、飲食・サービスなど、多種多様な約180店舗からなるイオンモール専門店街と、核店舗に「ジャスコ」(イオン九州)、サブ核店舗にシネマコンプレックスなどの大型店を配置し、生活文化向上の拠点となるような質の高いSCづくりを目指すとしている。各専門店に関しては、これからリーシングを行っていく。
 カーショッピングにも対応した、約3600台の大規模無料駐車場や、環境負荷軽減設備の導入、地域に自生する樹木の苗木をお客と一緒に植樹する「イオンふるさとの森づくり」を通じた、自然環境への配慮も積極的に取り組んでいく予定だ。また、高齢者や身体が不自由な人たちへの配慮はもちろん、子ども連れなど全ての人にやさしい「ユニバーサルデザイン」の面でも、これまでの取組みから更に進化させた施設づくりを目指していくとしている。




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