週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

INAX 2種類の健康建材が調湿建材として登録

2008.02.11 11:12

 INAX(愛知県常滑市)は、同社の開発した健康建材「エコカラット」「ヌリカラット」が、日本建材・住宅設備産業協会が運用する「調湿建材登録・表示制度」の審査・登録を国内で初めて取得したと発表した。
 「エコカラット」は平成14年に日本建築センターから、こちらも日本国内で初めて「ホルムアルデヒド低減建材」としての認定を受けており、ホルムアルデヒドの吸着と調湿機能の両面で性能が評価されている。
 「エコカラット」の調湿効果は、同面積の珪藻土の約4〜5倍、「ヌリカラット」は同2倍の効果が検証されており、空調機器を使用せずに屋内の湿気を吸い取ることができる。また、ホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)の吸着性能にも優れ、室内のアレルギー物質や嫌なにおいを吸着、室内の空気をさわやかに保つ効果がある。
 同社では4月から「エコカラット」に新たに2シリーズを加え、デザインバリエーションの充実を図る構え。




週刊不動産経営編集部  YouTube