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<新ビル開発>リブコム パース開口部を広くし展望の良さを活かす 大階段を設置し店舗内移動の効率化図る
2008.03.03 16:50
リブコム(東京都目黒区)では2月14日、渋谷区上原に店舗と住宅用途のコンセプトビルを竣工させた。設計監理をシーラカンスアンドアソシエイツ(東京都渋谷区)、施工を片山組(東京都新宿区)がそれぞれ担当した。物件名は「COMSUEHARA」で、現在同社でリーシングを行っている。
本物件は井の頭通りに面した立地となっており、付近は閑静な住宅街。規模は延床面積が723・64㎡、地上7階地下1階鉄筋コンクリート造となっている。
地下1階及び地上1〜2階が店舗用途となっており、それ以上の階が住居となる。
物件のコンセプトには眺望の良さがうたわれており、それぞれの階から東京タワーや新宿の街並みなどが一望できる。
同社ビル事業部設計課課長の武田信二氏は「2階は南側に大きな開口部を設け、東京タワーを望めるようにしました。また、3〜5階においては、新宿を展望できるようにしております」と語る。
住居部分は、クロスメゾネット形式となっており、それぞれに変化のある居室空間を生み出している。店舗用途である地下1階から地上2階までの3階分は、建物内の大階段を利用し、上下移動を可能とした。これによって開放感ある店舗空間が確保できた。
同社では3月中に恵比寿エリアや白金エリアでも、コンセプトビルを竣工する。