週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

福山駅前開発 住居、ホテル、店舗、事務所の複合ビル 総工費は124億円で地権者89名の事業 福山駅前の大型開発、平成23年1月完成目指す

2008.03.17 14:33

 広島県福山市東桜町で協議されている「東桜町地区第一種市街地再開発事業」が、平成20年3月11日付けで国土交通省より民間都市再生整備事業計画に認定された。認定整備事業者は福山駅前開発(広島県福山市)。
 事業区域面積は約1万㎡で、区域内にある敷地面積5639㎡を用いて地上28階、延床面積5万1010㎡の複合施設を建設する。用途は住宅棟に住宅、施設棟にホテル、低層階に事務所、駐車場、店舗を設ける。平成20年9月30日に着工し、平成23年1月31日の竣工を目指す。総事業費は約124億円。
 同地はJR「福山」駅より徒歩圏内に立地し、交通上の要衝であり、かつ都市機能上極めて枢要な立地である。しかし老朽化・雑居化した低層建築物が存在し、土地の合理的かつ健全な高度利用が求められてきた。同地の地権者は89人と複数の権利者が存していたが、平成4年に福山センイビル再開発協議会が設置、平成15年に都市計画決定され、平成16年に福山駅前開発が設立されて計画が進められてきた。




週刊不動産経営編集部  YouTube