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平和不動産 ゆとりあるビジネスホテルを展開 大阪北浜・三越跡地の再開発ホテル竣工で北浜活性に寄与
2008.03.24 12:15
平和不動産(東京都中央区)は、大阪市中央区北浜において開発を進めてきた「ホテルブライトンシティ大阪北浜ビル」が、3月25日に竣工すると発表した。
同ビル計画地は大阪市中央区伏見町1丁目にあり、北浜リノベーションブロック開発地区内に位置する。
現在開発地区内では、同社も参画する商業施設複合型超高層タワーマンション「ザ・キタハマ・タワー&プラザ」を開発中で、その隣接地ではMID都市開発が事業主として開発を進めているオフィスビル「(仮称)北浜MIDビル」の竣工も間近に控えている。
敷地面積は1629・37㎡、延床面積は7447㎡。地上14階で、総客室数は234部屋となる。ホテル竣工後は、ブライトンコーポレーションに一棟賃貸し、運営を同社に任せる。
一部屋あたりの面積を広くとり、高級志向のビジネスホテルとして展開する。
「ザ・キタハマ・タワー&プラザ」は、かつて同地に三越が店舗を構えており、「ホテルブライトンシティ大阪北浜ビル」には三越の駐車場が存在していた。同ホテルは、同社が平成16年12月に建て替えを行った、大阪証券取引所ビルと同じく、「北浜活性化」の一環として、開発が進められてきた。