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ゼファー/大和地所 約11店0舗集積するリゾート型アウトレット誕生 那須高原の東京ドーム4個分の敷地にトスカーナ地方をイメージした商業施設
2008.04.28 11:50
ゼファー(東京都中央区)と大和地所(横浜市中区)は、共同開発で進めてきた「那須ガーデンアウトレットモール」を7月17日にオープンすると発表した。
同施設は、国内有数のリゾート地として知名度の高い那須高原に位置する、「ロコ」をコンセプトとしたリゾート型アウトレット施設。東京ドーム約4個分(19万3070㎡)の広大な敷地を十分に生かし、四方を緑地で囲まれた豊かな自然環境と、イタリア・トスカーナ地方の田舎町をイメージした施設デザインが、訪れる人に新しい那須スタイルを提案する。
メインゾーンとなる「アウトレットモール」においては、高級ブランドショップ、セレクトショップ、スポーツファッション、インテリア雑貨、カフェレストランなど約110店舗を集積。加えて、地元特産品の販売店や、自然や動物とふれあえるミニファーム、キッズガーデン、ドッグガーデンなども設置。リゾート立地の特徴を活かした構成で、既存アウトレットモールとの差別化を図る。
所在地は那須塩原市塩野崎で、那須高原は周辺を含め年間1300万人以上の観光客が訪れるエリア。好立地に同施設を開業することにより、那須の新たな観光拠点としての集客効果で、地元商業、既存観光産業との相乗効果を図るとしている。