週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

アーバンコーポレイション 一大リゾートエリア沖縄で高級ホテルで観光客つかむ 那覇市内で希少なハイエンドのリゾート&スパホテル開発

2008.05.05 11:13

 アーバンコーポレイション(広島市中区)のグループ会社であるアーバン・アセットマネジメントが組成するSPCは、沖縄県那覇市泊3丁目にてリゾート&スパホテル「(仮称)泊ホテル」の開発を推進しており、事業計画内容を発表した。
 同計画地は、沖縄県の主要幹線道路に位置し、那覇空港から車で15分という交通利便性の高い場所。日本国内における観光客数は減少する中で、沖縄県は年々観光客が増加傾向にある。平成19年には587万人もの観光客が足を運んでいる一大リゾートエリアだ。
 高級ホテルが並ぶ沖縄県北部と比較し、南部にはハイエンドクラスをターゲットとしたホテルが少なく、同社はこの那覇市内における観光ニーズを捉えるべく開発に着手した。敷地面積は2151・04㎡、延床面積が8688・04㎡。1階にはスパ施設、2階にはレストランとショップ、そして海を一望できる開放感のあるプールを配置する。
 同施設竣工後の運営については、全国12カ所のホテルでの運営実績を持つグリーンホスピタリティーマネジメントに業務を委託し、客室等の家具はデンマーク最大のグローバルインテリアブランド、ボーコンセプト・ジャパンが担当する。
 アーバンコーポレイショングループでは、沖縄のリゾートウェディング施設や箱根強羅温泉のリゾートホテルなど、オフィス・商業以外にリゾート事業にも注力してきた。この後も沖縄の街の活性化に貢献できるように、開発に取り組んでいくとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube