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東京建物 東京建・仙台初の大規模ビル開発 ペデストリアンデッキで駅直結 市内各所から視認性の高い立地

2008.05.12 10:26

 東京建物(東京都中央区)と仙台中央開発特定目的会社は、仙台市青葉区中央一丁目で開発中のオフィスビル「(仮称)仙台中央広瀬通ビル」の起工式を、5月8日に行った。  同物件は東京建物が仙台において開発する初の大規模高層オフィスビルとなる。
 同市青葉区一丁目は、JR「仙台」駅から徒歩5分と交通利便性に優れた立地にある。敷地面積は2359・43㎡、地上20階地下3階、延床面積は約2万8500㎡となる予定。1階にバス待合室と店舗、2・3階が店舗と事務所、4階から20階までがオフィスフロア用途となる。仙台駅前にある既存のペデストリアンデッキと2階のペデストリアンデッキを接続させるため1階と2階のダブルアクセス構造となっている。竣工予定日は平成21年11月。
 東京建物は仙台市を豊かな自然環境と高度な研究開発機能を有し、東北地方における経済、行政の中枢都市として発展している点や、平成20年商業地地価公示価格では上昇率全国トップ10に入るなどから、今後も更なる成長が見込まれるとして評価しており、今度も同エリアにおいて、住宅開発や街の発展などに寄与し、積極的に事業展開をしていくとしている。




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