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三井住友建設 サステナブルファクトリー構想を構築 生産設備の事業継続性や省エネ化支援

2008.05.26 17:19

 三井住友建設(東京都新宿区)は、生産施設を有する企業を対象に、事業継続性、省エネ・ライフサイクルコスト削減、更新容易性、生産性向上などのニーズに総合的に応えるべく「サステナブルファクトリー」構想を構築。提案・営業活動を展開している。同社では上記の4つのニーズへの対応を構想の主軸として提案を実施する。
 事業継続性では、施設計画の段階から企業のBCP戦略にあわせた施設設計を提案。ビジネスインパクト分析や目標復旧時間に応じた施設の仕様選定や、支援体制・支援ツールの提供などを実施する。
 省エネ・ライフサイクルコスト削減では、類似施設のデータを本にエネルギー消費諸費予測システムを用いて経済効果を明示しながら提案を行う。
 更新容易性は、生産ラインの経済的かつ効率的な減災メニューを体系化するとともに、ライン生産方式のセル化などの計画・設計を提示する。生産性向上は、作業環境の快適さなど人間工学的な側面から生産性向上に寄与する施設計画を提案するものである。




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