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平和不動産 札幌市・大通り角地のオフィスモルスタのSPCより一部取得 札幌エリアにおける賃貸事業拡大はかる
2008.06.02 16:22
平和不動産(東京都中央区)は、札幌地区におけるビル賃貸事業拡大のため、札幌市中央区大通西四丁目1番地に立地する「新大通ビルディング」の一部持分を取得した。
同社が札幌地区において賃貸物件を取得したのは6棟目であり、これまでの取得物件としては、「道銀ビルディング」「パークイースト札幌」「札幌駅前合同ビル」などがあげられる。
同ビルは、敷地面積2134・34㎡、地上10階地下2階の規模で、延床面積は1万7319・05㎡。昭和54年4月竣工の物件である。取得対象は、敷地面積が持分割合46・91%、延床面積にして57・56%である。売主は、モルガン・スタンレーが運営する不動産ファンド出資の特定目的会社、調布ホールディング特定目的会社である。
同ビルは、同社が所有する「道銀ビルディング」(延床面積2万8793・47㎡)に隣接し、地下鉄「大通駅」直結と交通利便性が高く、また、大通り公園に面する角地に立地する、視認性に優れた物件である。