週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.06.02 16:11

■三井不動産、連結子会社を解散
 三井不動産(東京都中央区)は取締役会において連結子会社であるウィンストーンアセットの解散を決議した。解散の理由はメーン業務であった不動産賃貸業の終了によるものとのこと。

■丸の内ハウスが緑の東京募金に寄付を実施
 三菱地所(東京都千代田区)は、4月25日に開催した新丸ビル7階の「丸の内ハウス」開業1周年パーティの入場料全額を東京都が創設した「緑の東京募金」に寄付することを発表した。寄付総額は176万1000円。この募金は街路樹倍増のための緑化事業に充てられる見通しである。

■グローバンスが民事再生法の適用を申請
 不動産ファンドのグローバンス(東京都千代田区)は5月26日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。サブプライムローン問題の影響で金融機関の融資姿勢が硬化、新たなファンド組成が困難となるなか、本体でのプロジェクト資金の調達も難航。そのため、不動産売買契約が履行できず、違約金が発生するなどしていた。負債は74億5000万円。

■小田急不動産、店舗の電力にグリーン電力を利用
 小田急不動産(東京都渋谷区)は、6月の環境月間に合わせる形で、6月1日から6月30日までの間、小田急線沿線の17店舗で使用する電気の一部をグリーン電力でまかなうことを発表した。これに伴い、自然エネルギー・コムから期間内に消費する電気の約1割に相当する3000kWhのグリーン電力証書を購入する。

■サンゲツ、山田照明と資本業務提携締結
 サンゲツ(名古屋市西区)は山田照明(東京都千代田区)と照明器具製造販売事業に関する業務提携を行うこととし、同社の事業を承継する会社の第三者割当増資の引き受けに関して基本合意契約を締結した。

■ジオ・アカマツがソウルに開発拠点オープン
 野村不動産グループのジオ・アカマツ(大阪市中央区)は、海外における商業施設開発コンサルティング、特に韓国での事業案件増加に対応し、6月4日から韓国のソウル市に海外初の拠点として事務所を開設する。

■伊藤忠都市開発がモバイルサイトをリニューアル
 伊藤忠都市開発(東京都港区)は、同社が運営するモバイルサイト「伊藤忠の住まいモバイルサイト」をリニューアルした。このリニューアルにより、携帯電話からも分譲中のマンションや戸建の最新情報、イベントが参照できる。

■ディックスクロキが宮崎市にホテル開業
 ディックスクロキ(福岡市中央区)は用地取得から建設まで一貫して手掛けた初のホテル「ホテルパッシオーネ宮崎」を宮崎県宮崎市に5月30日、オープンさせた。




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