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住友不動産ヴィラフォンテーヌ 新宿歌舞伎町に新ビジネスホテルオープン 都内中心に3500~4000室目指す

2008.06.09 15:21

 住友不動産ヴィラフォンテーヌ(東京都新宿区)は6月10日、「ホテルヴィラフォンテーヌ新宿」の営業を開始する。
 従来の「ホテルヴィラフォンテーヌ」と異なる点の1つが、レストランや喫茶店といった飲食スペースが設けられていない点だ。新宿店では、あえて食事コーナーや休憩スペースを設けないことで広いエントランスを確保。開放感を演出した。一方、宿泊室の広さは13㎡と18㎡の2タイプである。2階と3階にはユニバーサルデザインの客室を用意。総室数は計66部屋だ。13㎡型の宿泊料は1人1万円、18㎡では1万5000円となっている。
 住友不動産ヴィラフォンテーヌの総支配人近藤光博氏は「『ヴィラフォンテーヌ新宿』は、新宿エリアのオフィス関係及び海外からの宿泊客をターゲットとしている。この2〜3年で都内を中心に3500室〜4000室まで規模を拡大したい」と話している。
 また、今年10月には、「ホテルヴィラージュ京都」がオープンする。こちらは計88室となる予定だ。




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