週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.06.23 11:35

■MGPA、ファンドⅢの募集を完了
 私募不動産投資アドバイザリー会社のMGPA(本社:バミューダ)はMGPAファンドの募集を完了した事を発表した。同ファンドは投資対象地域によって分かれたMGPAヨーロッパファンドとMGPAアジアファンドから構成されており、調達額は52億米ドルに達した。

■プロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズが行政処分勧告受ける
 プロスペクト・レジデンシャル投資法人(東京都千代田区)は、資産運用会社のプロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズが証券取引等監視委員会から不適切な利益相反管理態勢と不動産鑑定業者に対する不適切な資料提供に係る善管注意義務違反で行政処分勧告を受けたと発表した。

■ラサールジャパンがラサールインベストメントマネージメントとパイプラインサポート契約締結
 ラサールジャパン投資法人(東京都千代田区)は、資産運用会社であるラサールインベストメントアドバイザーズ及び株式保有会社であるラサールインベストメントマネージメントとパイプラインサポート契約を締結した。この契約により、第三者保有不動産等に係る情報の提供、第三者売却仲介不動産等に関わる優先交渉権の提供等、ラサールによるウェアハウジング機能の提供を受ける。

■アーバネットコーポレーションが住設機器の開発・販売開始
 投資用ワンルームマンションを中心とした開発及び販売を 手掛けるアーバネットコーポレーション(東京都千代田区)は、単身者用ワンルームマンションの限られたスペースを生かす住設機器として、バスタブメーカーのジャクソンと共同でバスタブ「ユノバース」を開発した。

■ランドコムが組織変更しiDC事業部を新設
 ランドコム(横浜市西区)は、データセンターの開発・賃貸事業を事業戦略の柱と位置づけ、強化するためiDC事業部を新設する。今後、同事業部において東京都心を中心としたデータセンター開発・賃貸事業を展開するとともに、データセンター運営・管理の事業化を目指す。

■松下電工が建材価格改定を実施
 松下電工(大阪府門真市)は雨どい・金属サイディングの価格を9月1日から改定する。原油やナフサなどの石油化学原料市況の国際的な高騰やその他鉄鋼や塩化ビニル樹脂などの値上げを受けたもので、価格改定幅は雨どいが15%以上の値上げ、金属サイディングが10~15%の値上げとなる。

■大和ハウス工業、ミャンマーと中国に義援金寄付
 大和ハウス工業(大阪市北区)及び大和ハウスグループ各社は、ミャンマー連邦を襲ったサイクロン及び中国四川省で発生した大地震による被災者支援と被災地域復興のため、2129万6296円を義援金として寄付することを発表した。




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