週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

アーバネットコーポレーション ビジネスホテルやマンションに最適 自社物件用のユニットバスを開発

2008.07.14 16:39

 アーバネットコーポレーション(東京都千代田区)は、初の自主開発建材として、オリジナルユニットバス「ユノバース」を開発した。同社は単身者向けマンション開発事業を行う中で、入居者に対してアンケートを行っている。この中で不満要素として常に上位にランクされている「浴室の狭さ」を解消すべく開発に踏み切った。同社では、マンション用ユニットバスの課題として、「浴槽が狭い」、「色合い・デザインが美しくない」といった点に着目。足を伸ばして肩までつかれる浴槽と、広さと清潔感・清涼感のある浴室空間を実現すべく、浴槽メーカーのジャクソンエス・ピー・アイ(東京都港区)と共同で開発を行っている。なお、ジャクソンエス・ピー・アイはこの開発に伴い「AXJAXSON」ブランドを創設している。
 こうして完成したユノバースは、バスルームを斜めに使うことで足が伸ばせる浴槽を実現。さらにジャクソンエス・ピー・アイの技術によって清潔感のある白さを実現。お湯を入れた際の水の青さが際立つデザインとなっている。「従来品より割高ですが、直接見れば値段分の違いは理解していただけると思います。確実に収益性を高めてくれるでしょう」(平塚氏)




週刊不動産経営編集部  YouTube