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三菱地所 江東区南砂町で大型商業施設開発 人口増加激しい同地で地域密着型目指す
2008.07.21 16:02
三菱地所(東京都千代田区)は、現在江東区新砂三丁目において商業施設を建設しているが、施設名称を「南砂町ショッピングセンターSUNAMO(スナモ)」にすることを決定し、今年10月9日にグランドオープンすることを発表した。なお、開業後の運営は同社子会社である三菱地所リテールマネジメント(東京都千代田区)が行う。
南砂町エリアは、23区内で最も人口増加率が高い江東区の中にあり、特に人口が急激に伸びている町である。今回の開発は、便利で快適な、地域に親しまれる大型複合施設を目指されてきたもので、「下町」をテーマに、古き良き伝統を目地としてデザインされている。江戸情緒溢れる館内に、新”砂町”生活をコンセプトとして、スーパーマーケット、ホームセンター、家電、スポーツ用品、25mプールを完備したフィットネスクラブ、書籍等の国内有数の大型店が一堂に集まるほか、バラエティ豊かな約100の専門店が集積されている。
敷地面積は約2万4400㎡で、地上7階の規模。延床面積にして約9万3000㎡となる。東京メトロ東西線「南砂町」駅より徒歩5分のほか、錦糸町からバスで来ることも可能。同施設が所在する場所は幹線街路16号線(永代通り)に接道しているため、車からの来店も容易となっている。