週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.07.21 15:50

■三井不動産販売、外国人富裕層向けサービス強化
 三井不動産販売(東京都新宿区)は、富裕層・資産家向け不動産コンサルティング「三井のリアルプラン」事業において、近年増加している日本在住の外国人に対する営業強化のため、外国人客に特化したサービスを7月から開始している。また、これに伴い同社の「三井のリアルプラン」ホームページに英語対応コンテンツを追加している。

■東証一部上場のゼネコン真柄建設が民事再生法申請
 東証・大証一部上場の北陸地方の地場ゼネコンである真柄建設(石川県金沢市)は7月5日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した。公共工事の削減による受注環境の悪化と、昨年12月に発覚した不適切な会計処理などが原因と見られる。負債総額は約348億円。

■東急リバブルら5社が不動産オークションAUC’S開催
 東急リバブル(東京都渋谷区)、東京建物不動産販売(東京都新宿区)、野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)、三井不動産販売(東京都新宿区)、三菱地所リアルエステートサービス(東京都千代田区)の不動産流通会社5社は、「不動産オークションAUC’S(オークス)」を開催することを発表した。

■クリードがドイツの投資物件を全て売却
 クリード(東京都千代田区)はドイツで不動産関連投資を行う子会社2社の全保有株式売却を決定した。同社はドイツでの投資物件を保有する2社を一括売却する事で、自己投資物件の売却を完了させる。

■ダイキン工業が韓国市場に販売網構築
 ダイキン工業(大阪市北区)は韓国に空調機器販売会社のダイキンエアコンディショニングコリアを設立。8月1日から営業を開始し、これまで代理店を通じて展開していた販売活動を、販売網の構築及びサービス体制を整える事で自社で展開する。
■タクトホームが本社移転
 タクトホーム(東京都西東京市)は8月18日付で本社を東京都西東京市東伏見三丁目6番19号に移転する。電話番号等に変更はない。

■東急コミュニティーが定額制マンションリフォーム事業開始
 東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、マンション専用の定額リフォーム新商品である「CORETTO(コレット)」を7月14日から首都圏の1都3県で開始している。内容は間取りごと変更するスケルトンプランと間取りを変えずに内装や設備を更新するリフレッシュプランの2種類から選択し、その後オプション設備を選択するもの。価格はスケルトンプランが1平米あたり11万2000円から。リフレッシュプランが同8万7000円からとなっている。




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