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フジテック シンガポールで総額20億円の製品受注 開発中の大規模リゾート施設にエレベーター等153台を納入

2008.07.21 15:53

 フジテック(滋賀県彦根市)の南アジア地域における拠点である「フジテック・シンガポール」は、シンガポールのセントーサ島に建設される大規模リゾート施設「リゾート・ワールド・セントーサ」向けにエレベーター96台、エスカレーター57台の合計153台を一括受注した事を発表した。受注総額は約20億円である。
 リゾート・ワールド・セントーサはリゾート開発会社のゲンティン・インターナショナル社がセントーサ島の敷地49を使用しての建設を計画している総合リゾート施設である。
 この施設には東南アジア初となるユニバーサル・スタジオをはじめとして、6棟のホテル及び3つの劇場、世界最大級の水族館、カジノ、そして商業施設などから構成される。なお、施設の完成は平成22年の予定となっている。
 受注したフジテック・シンガポールは東南アジア最大規模のエレベーター工場を擁しており、シンガポール国立図書館やシンガポール政府出資のバイオ医薬研究拠点などにエレベーター・エスカレーターを納入しており、こうした実績が評価されての受注となったようだ。




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