週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

不動産業界往来

2008.07.28 17:25

■山武がメンテ契約顧客にクールビズ推進ツール販売
 山武(東京都千代田区)は、ビルディングオートメーションシステム導入顧客を対象にしたエネルギー・室内快適性データサービス「Building−Scope」に、クールビズ評価機能を追加した。販売価格は年間2万4000円。

■森ビルが期間限定で無料オープンカフェ開設
 森ビル(東京都港区)は8月4日から13日までの期間限定で、東京都港区のアークヒルズにオープンカフェ・シアターを開設する。昨年に引き続いて実施されるこのイベントでは、400インチのスクリーンを設置し、400席のテラス席を設置。最新映画からショートフィルムまで多数のコンテンツを上映する。

■ラックランドがゼットンとのパートナーシップ契約締結
 商業施設の企画制作事業を手掛けるラックランド(東京都新宿区)は飲食店舗の開発運営を手掛けるゼットン(名古屋市中区)との共同事業推進のため、パートナーシップ契約に関する基本合意書を締結した。この契約により、互いの事業領域拡大とブランド力強化を図る。

■パシフィックホールディングスが大和証券グループ本社との資本参加に関する基本合意書締結
 パシフィックホールディングス(東京都千代田区)は、大和証券グループ本社(東京都千代田区)との資本参加に関する基本合意書を締結した。業績低下に伴う財務体質の健全化と信用力補完を実現するスポンサーとして同社を選定したとのこと。

■ハイアスアンドカンパニーがエコ地盤改良事業を本格展開
 ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、堀田建設(愛媛県八幡浜市)からエコ地盤改良工法である「HySPEED工法」事業の営業権を譲り受けた。これを受け、同社ではWebサイト「地盤.jp」を開設し、同工法の認知度向上を図るなど事業の本格展開を進める。

■ダイドー住販が民事再生法の適用を申請
 ダイドー住販(大阪市中央区)は7月15日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請時の負債は約248億円。不動産市況の減速により、取得した物件にリノベーションを行いファンドに売却するというビジネスの環境が悪化。決済資金の調達メドが立たないことから民事再生法による再建を選択した。

■ナイスが北陸ダイケンの全株式を取得
 ナイス(横浜市鶴見区)は8月1日付で北陸ダイケン(富山県高岡市)の全株式を取得し、100%子会社化するとともに、商号を「ホクリク住材」に変更することを決定した。北陸ダイケンの組織及び人員は現状のまま受け継がれる。




週刊不動産経営編集部  YouTube