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(財)ヒートポンプ・蓄熱センター蓄熱の普及目指すイベント97の企業・団体に感謝状
2008.07.28 17:27
財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターは、エネルギー需要が本格化する7月を蓄熱月間と提唱し、今月17日に「第11回蓄熱のつどい」を開催した。
今回のイベントでは、ヒートポンプ・蓄熱システムの普及拡大に貢献した企業・自治体・ホテル・病院など合計97団体に感謝状が贈呈された。その後、同センター理事長の加藤寛氏、甘利明経済産業大臣らがイベント開催にあたって祝辞の挨拶を述べた。
挨拶の中で甘利大臣は「現在一般的となっている石炭・石油など化石燃料の燃焼から得るエネルギーシステムを、仮にすべてヒートポンプ・蓄熱システムに置き換えた場合、年間1・3億トンのCO2を削減できるという試算が報告されています。これは国内で1年間に排出されるCO2排出量の約10%にあたります。これからの環境保護に可能性を秘めているヒートポンプ・蓄熱システムの支援・普及促進に、全力で取り組みたいと思います」と述べた。