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エルクリエイト/大鳳 山東省海陽市で環境リゾート開発に参画 エルクリエイトが業務提携合意 日中友好の観点から大きな意義
2008.08.25 12:16
エルクリエイト(横浜市西区)は、今年8月7日開催の取締役会において、コア、大鳳、シーエフインターナショナルを割当先とする、新株式及び新株予約権の発行を決議し、それに伴い大鳳が中華人民共和国で推進する開発プロジェクトに対して業務提携合意書を締結した。
大鳳の100%子会社である海陽大鳳置業発展有限公司が、現在、中華人民共和国山東省海陽市で海陽環境リゾート開発プロジェクト「櫻花国際城(仮称)」を進めており、エルクリエイトは業務提携合意書を締結することにより、不動産開発ノウハウを本プロジェクトに活かすことを目的としている。
同リゾート開発プロジェクトは、青島から100㎞に位置し砂浜海岸に隣接している、約20万㎡の土地で行う。夏は涼しく冬は温暖な気候が特徴で、海陽市は北に鳳凰山、南に海岸線10㎞の海水浴場、東にはゴルフ場、また中国最大面積の竹林公園(南竹森林公園を持つ、中国有数の観光地である。
開発施設はホテル棟2棟(643室)、分譲マンション5棟(810室)、連棟式個別住宅12棟、店舗ブース40店舗、温泉センター1棟など。開発コンセプトは、中日友好の精神に基づき、環境モデル都市を形成し、環境保全思想の向上を図るとともに、日本文化を紹介し、広く世界の人々との交流と憩いの場を提供するというもの。近年急成長を遂げる中国において、大気汚染等の公害が環境問題として取り上げられている。海陽市は中国政府が構想する環境保全都市計画の都市として選ばれており、海陽市はこれに対応して9区画、300㎡を特別環境保全リゾート区にして分譲を行っている。
エルクリエイトは、この締結が業績に寄与すると同時に、開発における環境保全モデルを日本に取り入れることで、中日友好の観点からも大きな意義があると判断。今回の同意に至った。