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日本土地建物 神奈川県大和市に複合ビルを建設 高座渋谷駅西口において公共施設と商業複合ビル
2008.09.01 11:41
日本土地建物(東京都千代田区)を中心とする日本土地建物グループは、神奈川県大和市の小田急電鉄江ノ島線「高座渋谷」駅西口に、「(仮称)高座渋谷駅前複合ビル」を着工した。
同プロジェクトは、大和市主導による高座渋谷駅周辺地域の土地区画整理事業の一環で、周辺の既存施設である大和市役所渋谷分室及び渋谷学習センターの移転計画に合わせ、駅前にふさわしい「賑わいの創出」と「世代間交流の場」を作り出す計画である。
現在、同地区内には、すでに複数の商業施設がオープンしている。今回の高座渋谷駅前複合ビル建設によって、駅周辺は今後さらなる発展が見込まれる。
建物の規模は地上7階建てで延床面積は1万8400㎡。具体的な建物用途としては、市役所分室や多目的ホール、図書室といった公共の施設に加え、地域住民の生活に役立つ生鮮食品スーパー、カフェ、レストラン、銀行といった施設と、近年の健康志向を反映し温浴施設などの入居を予定している。平成21年12月には民間施設が開業、翌平成22年1月には公共施設の開館を予定している。
なお、同ビルは壁面をツタで覆い、大規模な壁面緑化を行うことで、環境に優しい建物とする計画となっている。