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イーソーコ／ほか　物流不動産の新たな可能性を探る

2008.09.15 10:31

　今月９日、都内でイーソーコ（東京都港区）やシー・アイ・エス・ホールディング（東京都千代田区）などにより「経営トップのための戦略セミナー」が開かれた。
　副題は「物流施設の価値創造戦略と地震発生時の経営リスク対策」とされており、倉庫の資産価値向上や地震リスクの低減などが語られた。まずイーソーコ副社長の大谷巌一氏が現在の物流業界の状況を語り、不動産業との融合が進行中であることを説明した。また、稼働率の高い物流施設と低い施設の違いを分析し、低い施設は今後利用方法の見直しも検討すべきだとした。次にグループ会社であるイーソーコ総合研究所のエンジニアリング部部長、平澤賢一氏が実際に倉庫をオフィスなどにコンバージョンする事例を紹介。最後に企業の地震リスクを低減する保険サービスを提案するシー・アイ・エス・ホールディングの代表取締役社長森島知文氏がキャッシュフローから見た地震対策を説明し、閉会した。