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阪急電鉄 西日本最大級のSC「阪急西宮ガーデンズ」今秋オープン 延床面積約25万㎡に268店舗が出店

2008.10.27 15:50

 阪急電鉄(大阪市北区)は、兵庫県西宮市高松町において開発を進めてきた、西日本最大級のショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」を、11月26日にグランドオープンすると発表した。
 同SCは梅田と三宮の中間、阪急神戸線と阪急今津線の交差する「西宮北口」駅至近に立地する。新都心の創造を目指し、阪急阪神東宝グループの総力を結集して開発を進められてきた。同駅からは歩行者デッキで直結、デッキにはムービングウォークも設置される。
 敷地面積は約7万㎡、地上4階(一部5階)建ての規模で、延床面積は約24万7000㎡。専門店や飲食店、イズミヤ、阪急百貨店、TOHOシネマズなど268店舗が出店する。
 館内は、東西南北の4つのモールからなる1周約450mのサーキット型の動線とし、各モールの交差する場所には自然光の降り注ぐ吹き抜けや緑溢れる空間を配した4つのガーデンが設けられている。屋上に設けた約9000のスカイガーデンでは、果樹園や桜並木、小花が咲く緑の丘など、四季折々に表情を変える草花、また六甲の山並みを眺めることができるロケーションとなっている。また、木の葉型ステージ上では各種イベント等が開催される予定だ。
 商圏は駅周辺の10㎞圏(人口約170万人)、年間来場者は約2000万人を想定している。




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