週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.11.03 14:37

■資生堂が建設・不動産等の管理運営子会社
　資生堂（東京都中央区）は同社の子会社である資生堂開発（東京都中央区）の株式を日本管財（兵庫県西宮市）に譲渡し、同社が実施している建設・不動産、印刷・イベントの運営管理等を同社に業務委託することを決定した。

■パシフィックホールディングス、子会社を解散
　パシフィックホールディングス（東京都千代田区）は連結子会社であるSMGパートナーズと下目黒興産の２社の解散を決定した。これにより同社はグループの組織再編と経営効率化促進を図る。

■野村不動産の子会社解散
　野村不動産（東京都新宿区）は、子会社である愛宕マークプロパティの解散を決定した。同子会社が不動産賃貸事業等を行ってきた全ての所有物件の売却完了によるものである。

■新日鉄、会社分割により不動産事業承継
　新日本製鐵（東京都千代田区）は、同社及び光鋼管部において遂行する不動産の管理開発事業を新日鉄都市開発（東京都中央区）に承継させる会社分割を行う。これにより、新日鉄都市開発の事業基盤強化及び各事業セグメント間の事業分野の適正化によって、グループの連結企業価値向上を図る。

■国際航業HD、IDUによる第三者割当増資引受を中止
　国際航業ホールディングス（東京都千代田区）は、アイディーユー（大阪市北区）による第三者割当増資の引受けの中止を決定した。同社はアイディーユーとの間で新株引受契約を締結し、アイディーユーが第三者割当増資の方法により発行する総額約１５億円の普通株式の引受けを決定していたが、同契約に定める払込の前提条件の一部が成就しないことが確実となったことから中止決定に至った。

■ノエルが破産手続き開始決定受ける
　東証２部上場のノエル（川崎市高津区）は、１０月３０日に東京地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。負債は約４１４億円。また、これに連鎖する形でENR（東京都港区）も同日自己破産を申請している。

■ナイスが仙台物流センター開設
　ナイス（横浜市鶴見区）は仙台市の住宅需要に対応し、住宅建築用資材全般の営業体制ならびに物流体制強化を目的に、宮城県多賀城市に仙台物流センターを開設した。倉庫面積は約２７６０坪。