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日本土地建物 大型の健康増進施設が入居 千葉市中央区の複合ビル開発に着工
2008.11.10 17:28
日本土地建物(東京都千代田区)は11月5日、千葉市中央区に「(仮称)日土地千葉ビル」を着工した。施工は清水建設が担当する。
物件の敷地面積は1883・73㎡。構造は地上8階建てのSRC造で、48台分の駐車場を配備。延床面積は1万2199・31㎡。
同ビルは、パルコ、三越などが並ぶ駅前大通りと国道14号線とが交わる場所に位置し、JR千葉駅をはじめ京成千葉中央駅、千葉モノレールなど3路線が利用可能。大型で形状の良い土地に、ファサードを均質なパターンで覆ったダイナミックで先進的な印象の建物を建築し、街に新たな個性の創出を図っている。
また、基準照明に効率化照明を採用して発熱による空調付加削減、また緑を効率よく配した環境に優しい建物となる工夫が施されている。上層階をオフィス、中層階には健康増進施設、1〜2階は店舗という複合商業ビルを予定している。特に中層階には、プールや広いトレーニングルームを備えた大型の健康増進施設として、地域に益々貢献できる施設の誘致を計画中とのこと。今年5月に竣工した「千葉中央駅前メディカルスクエア」とともに、CSR活動の一環として地域と社会に優しいプロジェクトに積極的に取り組んでいく構えだ。