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三井住友建設 次世代型超高層住宅システムの提案を開始 樹木をイメージした構造が特長

2008.11.17 16:49

 三井住友建設(東京都新宿区)は、集合住宅分野における「三井住友建設ブランド」の確立を目指し、今年度から設立している「住宅高品質・高機能化委員会」の活動として、次世代型超高層住宅システム「LEAFTOWER(リーフタワー)」の提案を開始した。
 リーフタワーは、住棟中央に主構造体となるリング状の壁柱「トランクウォール」とそれに内包された設備系の主幹線である「ライフサイクルボイド」を有し、樹木の幹に相当する「TRUNKSHAFT」を形成。これには、将来的な更新性にも配慮し、水やエネルギーの供給と排気や排水の処理のための設備系統を全て集約することにより、各住戸への必要な養分を供給する樹木の幹や枝として機能する。幹の周囲に広がる居住ゾーンは木の葉のように自由な平面形の外壁で自由な向きに配置することが可能で、住戸空間は全体で光にきらめくファサードを形成する。




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