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日本情報安全管理協会 無人で盗聴・盗撮機器を探査 ユーザーの声を元に新サービス提供
2008.12.22 10:26
日本情報安全管理協会は、盗聴・盗撮調査の際に自宅・事務所等に他人を招き入れたくないというユーザーの声に応えたサービスを展開している。同協会では一人暮らしの女性などを対象に、盗聴・盗撮に関するアンケートを行ったところ、多くの人が盗聴・盗撮に対する危機感は持っているものの、同時に多くの人が「プライベートな空間に他人を入れたくない」という意見が寄せられたという。こうした声に応えるため、同社では半自動的に探査を行うロボットを送付し、依頼者に自ら探査をしてもらった後にロボットを送り返してもらう新サービスを開始している。
必要な操作はごく簡単な上に必要な時間も短いため、機械操作が苦手な人でも簡単に探査ができる。同協会の佐藤専務理事は「このサービスを通して個人及び企業の”ちょっとした不安”をより気軽に取り除いてもらえたらと思います」と語る。