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野村不動産アーバンネット 南青山でデザインオフィスが竣工・内覧会開催 ゆるやかな曲面描くファサード 永山氏設計のスケール感あるビル
2009.01.19 12:08
野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は、港区南青山3丁目にて開発を進めていた「アーバンプレム南青山」(旧名称「南青山385プロジェクト」)が、平成20年12月26日に竣工し、今年1月15日・16日に内覧会を実施すると発表した。
同物件が位置する南青山3丁目は、数多くの海外ブランド店が出店する表参道エリアに隣接し、青山通り沿いにはオフィスや商業ビル等が建ち並ぶ最先端のエリアである。東京メトロ銀座線「表参道」駅と「外苑前」駅より徒歩6分に立地する。
同物件の特徴は、青山通りから1本入った路地部分に立地することから、表通りとは違った特徴的で魅力あるデザインのビルが目指されている。敷地面積は134・21㎡、地上5階建ての規模で、延床面積は318・19㎡。
設計は「ルイ・ヴィトン京都大丸店」の外装デザインなどを手がけた永山裕子氏が担当。建物正面の外観(ファサード)は、見上げた時に建物の稜線が消えるように緩やかな曲面になっており、空に向かってどこまでも伸びているように見える、不思議なスケール感を生み出している。