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日本リテールファンド投資法人 港区南青山で建設中の商業用不動産物件を取得 宝飾・アクセサリーブランドを誘致予定

2009.02.02 10:35

 日本リテールファンド投資法人(東京都千代田区)は、1月22日に「(仮称)南青山5丁目プロジェクト」の取得に関する契約を三菱商事との間に締結した。取得価額は64億3000万円。
 同投資法人は、規約に定める資産運用の基本方針及び投資対象に基づき、ポートフォリオに占める首都圏物件及び都市型施設の充実を図るため、また、同投資法人が昨年策定した中期運用基本方針で掲げた「ポートフォリオの質の強化」の骨子に基づいた物件入れ替えを進めるため、取得を決定している。
 取得に当たって特に評価したポイントとして、東京メトロ「表参道」駅から徒歩5分の南青山に所在するという立地条件がある。物件周辺には「プラダ」をはじめとする国内外のファッションブランドや宝飾、アクセサリーブランドの路面旗艦店が集積しており、表参道から続くメインストリートとの回遊性も良好であるという点が挙げられる。
 このほか、国内外のファッション、宝飾・アクセサリーブランド等をテナントとして誘致できる点、そして前面道路に面する店舗ファサードのデザインにより、外部からテナントの視認性が高く、地上2階地下1階ての建物動線も通りから視認できるといった、建物自体が持つ特性を評価している。
 「(仮称)南青山5丁目プロジェクト」の延床面積は998・12㎡。竣工は今年2月27日を予定しており、NOI利回りは4・3%を見込んでいる。




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